ここ最近、個サルやチーム活動、そのほか参加させてもらっている場で戦術について話をする機会が多く、内容をまとめておいた方が良さそうだと感じたため、フットサルの戦術についてメモしておきます。
(不定期でのアップのため、いつになったら書き終える事が出来るか不明ですが)気負わず、まずは基礎的な事からサクサクッと書いていきたいと思います。
※もし、記載ミスしている箇所があればお気軽にコメントください。
フットサルにおけるポジションの呼び方と役割について
次の画像は、ダイヤ型のフォーメーションにおけるポジションの呼び方を示しています。
※ダイヤ型のフォーメーションについては後述
ここでは説明の便宜上、上の画像での背番号順に記載します。
※本来は、ポジションと背番号の紐づけは無く、PIVOが1番でもGOREIROが99番でも問題ありません。
- ① GOREIRO(ゴレイロ)… ポルトガル語で「ゴールキーパー」の意味。フットサルにおけるゴレイロの役割は非常に大きく、敵のシュートのストップはもちろんの事、スローイングによる攻撃の起点にもなります。パワープレイ時には攻撃にも参加します。
- ② FIXO(フィクソ)… 守備時の要となるポジションです。高いディフェンス力とボールキープ力でゲームを落ち着かせるプレイが求められます。BEQUE(ベッキ)とも呼びます。
- ③④ ALA(アラ)… 攻守に渡って重要なポジションです。右サイドにいる選手を右アラ、左サイドの選手を左アラと呼ぶことがあります。
- ⑤ PIVO(ピヴォ)… 攻撃時の起点となるポジションです。相手ゴールに近い位置でボールを扱う場面が多く、敵のディフェンス選手を背負ってのターン&シュートや、一旦受けたボールを再度味方にさばくポストプレイが求められます。
ちなみに自分の場合は…
得意としているポジションはPIVOで、県リーグに所属しているチームでプレイしていた時もPIVOの役割での出場機会が多くありました。
フットサルにおける代表的な2つのフォーメーションについて
フットサルでボールを保持している時(攻撃時)の代表的なフォーメーションとして、ダイヤ(ダイヤモンド)型とボックス型の2つがあります。
ダイヤ型のフォーメーション
※先ほどポジションの説明の際に出てきた画像と同じです。
ゴレイロを除く②~⑤番のフィールドプレイヤーがダイヤの形にポジションを取っているので、ダイヤ(ダイヤモンド)型のフォーメーションと呼ばれます。ダイヤ型のフォーメーションでは、前述した通り、ポジションによってそれぞれのプレイヤーの役割が明確であるため、プレイヤー毎の特徴を生かしやすい利点があります。
ダイヤはポジションによる役割が明確であるため、戦術理解がまだ仕上がってない場合やプレイヤーのフットサル経験が少ない場合(サッカーしかした事ないよというようなケース)であっても、ある程度機能するフォーメーションであると言えます。なお、その場合はFIXOとPIVOに経験者を配置するのがオススメです。
ボックス型のフォーメーション
ゴレイロを除く②~⑤番のフィールドプレイヤーが四角(ボックス)の形にポジションを取っているので、ボックス型のフォーメーションと呼ばれます。
ボックス型のフォーメーションでは、2人が攻撃寄り、2人が守備寄りのポジショニングをしていて、攻撃と守備という意味での役割分担が明確になっています。
③⑤のポジションに攻撃に長けた選手を配置することができれば高い攻撃力を発揮することができます。が、②④と③⑤の距離が離れてしまってパスが通りにくくなり、結果的に守備の時間帯が多くなるという事態が発生しがちでもあります。そのため、積極的なポジションの修正と、チームメンバー間の意思疎通が不可欠になってきます。
ボックスのフォーメーションを機能させるためには、ダイヤに比べてより流動的な動きや状況に応じた対応が必要になります。
おわりに
今回は、基本となるポジションの役割と、代表的な2つのフォーメーションについて説明しました。さらに細かく言えば、ポジション毎に求められる役割はもっとたくさんありますし、フォーメーションの種類も多数存在します。
とは言え、初心者の方はまずは今回紹介したポジションとフォーメーションを知るのがフットサルの世界にハマるファーストステップではないでしょうか^^
ではまた次回!